みなさんは終活という言葉をご存じでしょうか。
終活とは自分自身の死と向き合い、事前に準備することを指します。
そもそも終活の起源とは週刊誌が就職活動の略である「就活」をもじったことから始まったとされています。
終焉を迎えるための活動を略したものが終活です。
では具体的にどのような準備をすればいいのか考えていきましょう。
【終活でおこなうこと】
① エンディングノートを作成する…エンディングノートとは形式や文体にとらわれず自身について書くことを指します。
物語り調に今までの人生を振り返ってもいですし、箇条書きでも構いません。
生まれたときから現在に至るまでの流れを書いておくと良いでしょう。
例えば、どこの学校を卒業して、どこに住んでいたかなどを記しておくと良いと思います。更に交友関係や親族関係を記載しておくことも大切です。
相続では親族関係が重要になることがあります。葬儀に呼びたい方の名前を記しておくことで、自身の死後スムーズに執り行えることが可能になります。
付け加えると自身の意向や本音を書いておくことも重要です。
遺言書を残す場合の目的がはっきりしますし、見返すことができます。また、どこの会場で葬儀をあげたいのか、どこのお墓に入れてほしいのかを記載しておくことも大切になってきます。
エンディングノートは時間を超えてご家族や親族の方、ご友人の方にメッセージを伝えることが出来るのです。
② 生前整理…自身の持っている物を整理しておくと後々の遺品整理を幾分か楽に進めることが出来ます。
必要なものと不要なもので分類して不用品は処分をしておきましょう。
また財産関係の通帳や預貯金などは残高を確認しておき、不要なものは解約しておきましょう。
相続をする際に、財産調査が必要になることがあります。自身でも忘れていたような口座などがあると後々ご家族の方や親族の方が困ってしまう状況になるケースもあるのでしっかりと整理をしておいた方が良いかと思います。
③ 遺言書…遺産相続において最も効力のある相続方法になります。
遺言書を残しておくことで相続争いを回避できる可能性が高まります。
また法的な効力はありませんが自身の葬儀の方法や形式、自然葬や散骨などの希望も伝えることが可能です。
④ 生前予約…すべての葬儀場ではありませんが、どこで葬儀をおこないたいかはっきりしている際には生前予約しておくと良いでしょう。
実際に予約できるかどうかは確認をしておくことが必要です。
以上4点がおもな終活の内容となっています。
しかしながら終活とは、人によって人生がことなるように、その方法や残したいことによってそれぞれ違います。
形にとらわれることなく、自身の希望をはっきりさせていくことが大切になってきます。
熊川式典では最後の時間がかけがえのないもひと時になりますよう心を込めて皆様のお手伝いをさせていただいております。
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